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HILLBILLY SALVAGE

虎視眈々


所謂 考察めいたものをわざわざ 不特定多数に向けて発信するでなく

考え方 やり方 人それぞれ なんやかんやあるだろし

それらを否定もしなければ肯定もする必要もなく

モノがなくなったから もの探しの旅に出るではなくて

また新たなヒトと異国の地で 過ごすその環境や空気や風が そのまま次のネタになり

珍しいモノや 売れそうなモノ を探す為にてくてくと旅に出るわけじゃない

異国の有名店を覗いては あれはこうだ ここはああだ と言ったところで

で だけんお前はなんや で済む話で

一回ごとに自分達のやってきた実績を叩き潰すつもりで 次へと望まねば

誰に勝っても嬉しくはないし 誰に負けても悔しくはない

年数なんてのは皆平等に進む 

ただその瞬間瞬間に 自分のケツを叩くのも自分だし

人や他所を叩く前に まずはひとつ前の自分を叩きのめせや と

言葉を発しなくなってきた

ガチャガチャ言わなくなってきた

言葉のもつ意味が軽いとは一切思わないのだけれど

いずれにせよ 止まることは許されない

黙って岩のような顔をして 本気で臨めるこの環境が心地良い

ロマンチストとして破壊し続けようとする自分と それを守り続けようとする頑固者な自分

足跡ではなく 爪痕が先だ
# by heritage_eb | 2015-07-19 17:10 | DIARY

4.17

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店は休業 人はフル回転

それぞれがそれぞれに企画や現場を持ち 誰も店に立てなくなり

且つ 店内の壁や天井も売ってしまって商品も無くなり

でもアンティーキングがあり 主催だったり

なるようになるっちゃない? としておこう

# by heritage_eb | 2015-04-17 10:24 | DIARY

2.26

あらまぁ2月 という今月ももう終わりに近づき

あれよあれよという間に今年度の最終月を迎え

あいも変わらず日々忙しそうなスタッフともあまり顔も合わさず


あれやこれやの精神論云々は置いといて より具体的な「ウチらしさ」を と

変に欲張らず 

スタッフの数だけブレーンが存在し それぞれの個性と考えを活かしつつも

次なる一手を試行錯誤しながら 日々を過ごし

気がつけば異国の地で 見たこともないスープを飲んでいて

売れてるか売れてないかという結果論ではなく

それぞれがそれぞれに何を基準に何を求めて 貴重な一日を過ごしているかということで

なんか忙しそうだけど それは知らん

その代わり 僕は5年後10年後の彼らの姿を思い浮かべながら 

死んでるかもしれないけれど 生きていたらと仮定して

僕が幸せにしてやる必要なんかないし そんなこと求めてもないだろう

ただ 胸を張ってここで働くという居場所をつくる必要はある

仲良しサークルでもないし 義理でもない

てんでバラバラな組織ではあるけれど

全員が同じなのも気持ち悪し 意味が無いし

陸軍 海軍 空軍 というべく それぞれがそれぞれに 隊長

守るために攻め 攻めるために武器を調達する

ちょっと遠巻きに ちょっと目を凝らして 世の中を見て

今の流れを見て 

合わせるべきは合わせて 歯向かうべきとこは目いっぱい歯向かう

ただその目の先には やはり 数年後を見据えて それが日々鮮明になりつつある と
# by heritage_eb | 2015-02-26 15:16 | DIARY

12.4

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ミスターアメリカみたいな感じでもないから アメリカの風を感じるみたいな 意味不明な
事は言うつもりはなく

旅を続ける
 
それがアメリカであろうがなんであろうが構わない

行く土地行く土地に 地の文化がある

僕が欲しいのは 感じたいのは それ

モノじゃない 

アンティークハンター ではない

そんな視野が狭い世界で表現したいわけではない

アンティーク屋という形であっても こうでなければ はない

知らない

だから物量やコストパフォーマンスじゃない

わがまま気まま流れるままに やりたい表現をする

夢見る

反面スタッフは現実を突き進む

夢見心地な自分にはなくてはならぬ存在なのが 人材ならぬ人財

現実を見据えながら 僕がもたないブレーキという画期的な道具を使って

いい塩梅をキープしてくれる

何を僕がこの国に持ち込もうが あんまり関係ない

両極端に居るからこそ そのバランスが保たれる というか

皆俺について来い は ない

スタッフも然るべきお客さんも みな財産なんだと

それなくして 今のこの場所はない と

だからこそ モノありき ではなくて 人ありき と胸張って繰り返し言う

経験からしてそう言う

モノありき 量ありきでこんな場所で 今まで続くわけないし

何年やっているかは正直パッと出てこないけど

ようやく土台が出来てきて という具合

# by heritage_eb | 2014-12-04 00:22 | DIARY

11.15

求められている穴の中にわざわざ合わせて売ろうとするつもりはなく

小さいながらも市場はあるのだろうが
その市場に合わせたモノや価格を提供することには魅力は感じず

むしろそういう中に向けて
こんなのはどうだ 的なものをぶつけたりするからこそ新たな世界が切り開けると思うのであって

価格で勝負 物量で勝負の土俵
どの分野に於いても 火がつきだした矢先に
その土俵に上がらねば勝負出来ないかのような市場が出来上がる

そしてその時期が到来する頃にはたいして珍しさもなく斬新さもない 所謂 流行り のモノとしてその終わりを待つだけの流れとなり

そしてそのまま敵味方関係なく市場縮小で共倒れといった無残な結果を招いたり

そんな評論家みたいな難しいことはさておき

結局僕はそういう様子伺いみたいな店や商品なんてやりたくない というだけのこと

売れる売れないは自分の実力の問題であって
価格や物量といった物質的なところに理由を求めたくない と

だからよく聞かれることではあるが
他所の店の価格や物量なんて興味ないし
それを気にしたところで何か新しいモノが
産まれるのか と

本来は気にしなければいけないのかも知れない。
市場も価格帯も何が売れてるのかも気にしなければいけないのかも知れない

でもそれは優秀で信頼出来るスタッフに任せることにしている
面倒くさいことを押し付けているつもりはないし、スタッフはスタッフで色々と研究熱心に調べてくれている

その分僕は 売り方でさえ頭を抱えるようなモノをこの国に持ち込もうと思うし 日本に居てもなかなか見れないようなモノや表現を敢えて売り物にしたい

売り物にする から意味がある

それは決して大量に流し込むような大きな流れでもなんでもなく、それを売り物にして且つ買う人が居る という 一瞬 の繰り返しだ

求めている場所に放り込めば売れる
その代わりそれは誰でもやっている

だから求めているいない関係なく こんなのどうだ といったモノを無差別にぶつけ続けたい

良くも悪くも評価されるモノや店でありたい

こんなのが社長の会社だからこそ スタッフは現実的な考えをもってして僕に意見してくれるし新たな売り方まで発案してくれる

社長がスタッフを食わせてるんじゃない
そんなスタッフだからこそこんなのが社長やれているだけのこと

だからこそ の破格の人間力と表現力が求められるし それぞれの価値観と引き出しの多さが要となる

正直売れる 売りやすい 展示がしてあるとはお世辞にも言えない店内だ


やりたい 見て欲しい  
そんなぶつけるような店内でありたいのは、紛れもなく自分達でこしらえた 土俵 で勝負したいからだ

よその誰かが作った土俵にノコノコと様子伺うようなノリで上がるつもりはない







# by heritage_eb | 2014-11-15 20:46